pCloudは、月額・年額に加えて「Lifetime(買い切り)」プランがあるクラウドストレージです。今回、2026年10月2日に日本から無料アカウントでWeb版とWindows版(pCloud Drive)を実際に操作し、料金表示、共有リンクの制限、仮想ドライブ(P:)とWeb版の間のファイル反映、「同期」「バックアップ」の画面、2段階認証の画面までを確認しました。なお、Windowsアプリの「同期」機能でローカルフォルダとの同期を設定する検証は行っていません。
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この記事では、情報の根拠が分かるように次の3つを書き分けています。
- 【実機確認】2026年10月2日に自分で操作した、または画面を見て確認した内容
- 【公式情報】pCloud公式ページ・ヘルプで確認した内容(2026年10月3日確認)
- 【未検証】今回は確かめていない内容
先に結論:pCloudはどんな人向けか
- 【実機確認】日本語のWeb画面で、フォルダ作成・アップロード・プレビュー・共有リンク作成・削除→ゴミ箱→復元まで問題なく操作できた
- 【実機確認】Windows版をインストールすると、エクスプローラーに「pCloud Drive (P:)」という仮想ドライブが表示され、Web版で作ったファイルがP:でも開け、P:にコピーしたファイルがWeb版にも表示された(Windowsアプリの「同期」機能は設定していない)
- 【実機確認】今回の無料アカウントでは、共有リンクの「パスワード保護」と「有効期限」はPremium機能と表示され、設定できなかった
- 【公式情報】Lifetimeは「永久」ではなく、規約上は「アカウント所有者の生涯または99年のいずれか短い方」と定義されている
- 【公式情報】ゼロナレッジ暗号化を明記しているのは、別売りの「pCloud Encryption」のCryptoフォルダだけ。通常のストレージ全体がゼロナレッジという説明は確認できなかった
- 【未検証】有料プランの機能、Cryptoフォルダ内の操作、新規登録直後の無料容量、「同期」機能によるローカルフォルダとの同期設定、バックアップの実行、解約操作、日本円決済は今回確認していない
pCloudとは
pCloudは、ファイルをクラウドに保存して、Web・パソコン・スマホから使えるストレージサービスです。【公式情報】公式サイトでは「10年以上にわたり2,400万人以上に選ばれている」と案内され、データはスイスのプライバシー法に基づいて保護すると説明されています(いずれも公式の自己説明で、第三者が検証した数字ではありません)。
【実機確認】公式のダウンロードページにはWindows・macOS・Linux・iOS・Androidのタブが並んでおり、Windows版は「Windows 10以降が必要」と表示されていました。個人向けプランは、Premium 500GB・Premium Plus 2TB・Ultra 10TBの3段階です。【公式情報】Family(最大5ユーザー)は、公式ヘルプではLifetimeのみの提供と案内されています。

pCloudの料金プラン(2026年10月2日の表示)
以下は、2026年10月2日に料金ページで実際に表示された価格です。pCloudの料金はすべて米ドル(USD)表示で、画面には「-64%」のセールバッジが出ていました。セールやキャンペーンで変わる可能性があるため、恒久的な価格ではなく「この日の表示」として見てください。最新の価格は必ず公式サイトで確認してください。
| プラン | 月払い | 年払い | Lifetime(一括) | 共有リンクトラフィックの表示 |
|---|---|---|---|---|
| Premium 500GB | $4.99/月 | $49.99/年(通常表示$59.88) | $219(通常表示$279) | 1,000GB |
| Premium Plus 2TB | $9.99/月 | $99.99/年(通常表示$119.88) | $499(通常表示$709) | 4TB |
| Ultra 10TB | $29.99/月 | $299.99/年(通常表示$359.88) | $1,499(通常表示$2,799) | 20TB |
料金表には「pCloud Photos」「pCloud Docs」というNEWバッジ付きの項目も表示されていましたが、今回は中身を確認していません【未検証】。年払いの更新時の価格も今回は確認していません【未検証】。

Lifetimeは「永久に使える」とは限らない
【公式情報】pCloudの利用規約(2024年4月4日更新版)では、Lifetimeプランは「アカウント所有者の生涯、または99年のいずれか短い期間」有効と定義されています。「一度払えば永久に」という意味ではない点は、購入前に知っておきたいところです。
【公式情報】返金については、支払い日から14日間の返金保証があり、請求が確認されてから30日以内に全額が返金される、と規約に書かれています。解約操作だけでは返金にならず、返金は別途請求する形です(公式ヘルプ)。買い切りは月額を払い続けなくてよい仕組みですが、サービス内容や提供条件が将来も同じである保証にはなりません。迷う場合は、返金保証の期間内に実際に使って判断するのが安全です。
Lifetimeは何年使うと元が取れる?(単純計算)
上の表示価格だけで計算した目安です。為替レート、税、今後の価格変更、年払いの更新価格は考慮していません。
| プラン | 年払い($49.99等)との比較 | 月払い($4.99等)との比較 |
|---|---|---|
| Premium 500GB($219) | 約4.4年 | 約3.7年 |
| Premium Plus 2TB($499) | 約5.0年 | 約4.2年 |
| Ultra 10TB($1,499) | 約5.0年 | 約4.2年 |
つまり、この日の表示価格で見ると、Lifetimeが年払いより有利になるのは約4.4〜5年以上使い続けた場合です(月払いと比べても約3.7年以上)。「数年で元が取れる」とは言えても、「短期間ならLifetimeが得」とは言えません。USD建てのため、円換算の負担は為替次第で変わります。
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無料版でどこまで使えるか
無料容量:新規登録は2GB、最大10GB。今回のアカウントは20GBだった
無料容量の数字は、情報源によってばらばらです。確認できた範囲を分けて整理します。
| 区分 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 新規登録直後の無料容量 | 2GB | 【公式情報】公式ヘルプ(プラン詳細) |
| 無料で増やせる容量 | 最大10GB。ビギナーズチュートリアル(5ステップ×1GB)と、友達招待(1人につき+1GB、ボーナスは最大3GB分)が条件 | 【公式情報】公式ヘルプ(プラン詳細・紹介プログラム)。2GB+5GB+3GBで10GBになる |
| 今回の検証アカウントの表示 | 「Basicプラン – 20GB」(使用中125.53MB、空き19.88GB) | 【実機確認】Windows版のアカウント画面 |

公式ヘルプに書かれた最大10GBを、今回のアカウントの20GBは上回っています。理由は今回確認できていません。このアカウントは、初期フォルダやログイン履歴の日付から、2026年8月下旬に作成されたものとみられます。特典・キャンペーン・仕様変更などの可能性は考えられますが、いずれも推測で、確認したわけではありません。そのため、この記事では「pCloudの無料版は20GB」とは書きません。新規登録した人が最初に何GBになるかは、今回のアカウントでは確かめていません【未検証】。公式ヘルプに従えば2GBから始まる、と考えるのが現時点では妥当です。
なお、アカウント画面の「友人を招待する」欄には「ご友人お一人当たり1GBを購入すると、ご友人がpCloudに加入して入ったときに500GBの容量を獲得できます」という日本語が表示されていました。意味が読み取りにくい文章です。【公式情報】公式ヘルプの紹介プログラムの説明では、招待成功1件につき+1GB(ボーナスは最大3GB分)とされ、別に「Premium Lifetime(500GB)が当たる抽選に参加できる」と書かれています。画面の文言はこの内容を指している可能性がありますが、画面の日本語だけでは判断できません。少なくとも、500GBがもらえる、とは読み取らないほうが安全です。
【公式情報】利用規約には、無料アカウントについて12か月間操作がないと、保存したファイルごと削除される旨が書かれています。無料枠を長期の保管場所にする場合は注意が必要です。有料アカウントの同様の規定は、今回確認した範囲では見つけられませんでした。
共有リンクのパスワード保護・有効期限は、無料アカウントではPremium表示だった
【実機確認】PDFファイルの共有リンクを作成すると、設定画面には「ダウンロード」「パスワードによる保護」「有効期限」「ブランディング」の項目が並びます。リンクの作成自体は無料アカウントでもでき、初期状態ではダウンロードが許可(On)されていました。
一方、「パスワードによる保護」と「有効期限」を開くと、どちらも「これはPremiumの機能です。アップグレードして有効にしてください」と表示され、スイッチを操作できませんでした。「ブランディング」「ショートリンク」「リンク統計」は項目の存在のみ確認し、無料・有料のどちらの機能かは確かめていません【未検証】。


パスワード付きのリンクや期限付きのリンクで人にファイルを渡したい場合、無料アカウントでは使えない可能性が高い、というのが今回の確認結果です。有料プランで実際に設定できるかは、今回は有料プランを使っていないため未検証です。
日本語対応の実態
- 【実機確認】Web版は、メニュー・ボタン・設定項目まで日本語で表示された
- 【実機確認】Windows版の画面(同期・バックアップ・共有など)も日本語で表示された。ただしインストーラーには「Terms and Conditions」という英語のリンクも含まれていた
- 【実機確認】料金の表示は米ドルのみ
- 【公式情報】日本語の料金ページには、日本の公式パートナー企業を通じて日本円で決済できる旨が書かれている。ただし今回は日本円決済を試していない【未検証】
- 【未検証】サポート窓口の日本語対応は、今回は問い合わせていないため確認していない
実際に使ってみた:Web版
操作の細かい手順は、別記事「pCloudの使い方|Pドライブ・同期・バックアップの違いまで実機で解説」で解説しています。ここでは確認結果だけをまとめます。
| 操作 | 結果(2026年10月2日・無料アカウント) |
|---|---|
| 新規フォルダの作成 | できた |
| PDFのアップロード | できた(26.1KBのテストファイル) |
| ブラウザ内でのプレビュー | できた |
| ファイルのダウンロード | 操作を確認した |
| 共有リンクの作成 | できた(パスワード保護・有効期限は無料版では使えず) |
| 削除→ゴミ箱→復元 | できた。ゴミ箱から「リストア」すると元のフォルダに戻った |
「追加」メニューには、ファイル・フォルダのアップロードのほか「ファイルをURLから」という追加方法も表示されていましたが、今回は試していません【未検証】。ゴミ箱には「過去30日間に削除したすべてのファイルがあります」と表示され、最大365日間保存できる「拡張ファイル履歴」アドオンの案内も出ていました(アドオンの価格は未確認)。

Windows版 pCloud Driveを試した
【実機確認】公式サイトのWindows版ダウンロードページから64bit版を入手してインストールし、ログインしました。起動すると、エクスプローラーに「pCloud Drive (P:)」という仮想ドライブが表示されました。【公式情報】公式の案内では、ハードドライブの容量を使わず、ローカルに保存しているようにファイルへアクセスできる、と説明されています。

Web版とpCloud Drive (P:)でのファイルの反映を確認
【実機確認】Web版で作成した「pCloudテスト」フォルダのPDFが、Windows側の「pCloud Drive (P:)」にも表示され、ダブルクリックで開けました。次に、別のテストPDF(pcloud_windows_sync_test)をWindows側から同じフォルダへコピーすると、Web版にも2つのファイルが並びました。ファイル名に「sync」と付けていますが、Windowsアプリの「同期」機能を使ったわけではありません。


ここで確認したのは、仮想ドライブ(P:)に置いたファイルが、Web版と同じ内容で見えて開けるか、という点です。Windowsアプリの「同期」機能で、PC内のローカルフォルダとクラウドを結びつける設定は行っていません【未検証】。
「同期」「バックアップ」の画面と、今回確認していない範囲
【実機確認】Windows版には「同期」と「バックアップ」の画面があります。同期の画面には「ファイルへの変更が両方の場所に適用される」という説明が、バックアップの画面にはDesktop・Documents・Downloads・Music・Pictures・Videosを個別にオン/オフする項目と「フォルダを追加する」「すべてをバックアップする」が表示されていました。

注意したいのは、今回は同期フォルダの設定も、バックアップの実行もしていない点です【未検証】。確認できたのは画面と説明文までで、片方で削除したときの挙動や、大量のファイルを扱ったときの速度や安定性は確かめていません。説明文のとおり変更が両方に適用される仕組みなら、削除も反映される可能性があるため、同期とバックアップは混同せず、試すときは小さなフォルダで確認するのが安心です。
【追記】その後、2026年10月3〜4日に、ダミーのテスト用フォルダで「同期」と「バックアップ」を実際に動かして確認しました。結果はpCloudの使い方の記事にまとめています。
安全性を判断する材料
「pCloudは安全か、危険か」は、一言では断定できません。判断に使える材料を、確認した根拠ごとに分けます。
通常のファイルの暗号化とゼロナレッジの範囲
- 【公式情報】日本語の料金ページでは、通信はTLS/SSLで保護され、256ビットAES暗号化を採用していると説明されている
- 【公式情報】「ゼロナレッジ(pCloudにも中身が分からない)」と公式が明記しているのは、別売りのpCloud Encryptionで使うCryptoフォルダの中のファイルだけ。通常のフォルダについて同様の説明は、今回確認した公式ページには見当たらなかった
- 第三者の整理:セキュリティ解説メディアのCloudwardsは(2026年7月21日更新)、通常のストレージは256ビットAESで暗号化されるものの、ゼロナレッジではないと説明している
つまり、「pCloudは全部ゼロナレッジ暗号化」とは言えません。通常の保存領域は暗号化されていても、鍵を利用者だけが持つ仕組みとは説明されていない、と理解しておくのが無難です。
データの保管場所
【公式情報】データの保管場所は、EU(ルクセンブルク)とUS(米国テキサス州ダラス)から、登録前に選べます。後から変更することもできますが有料で、公式ページでは1回19.99ドルと案内されています。公式ヘルプによると、変更は3か月に1回までで、移行中はアカウントが一時的に使えなくなります。保管場所は事前によく考えて選ぶ必要があります。
2段階認証とログイン中の端末の管理
【実機確認】Web版の「設定→セキュリティ」に、Google Authenticatorを使う2段階認証の項目がありました。今回のアカウントでは、2段階認証はオフのままです(設定はしていません)。同じ画面には、ログイン中の端末・ブラウザの一覧と、それぞれの削除ボタンもありました。一覧の部分には端末や日付の情報が含まれるため、下の画像では2段階認証の部分だけを切り出しています。

【公式情報】公式ヘルプでは、2段階認証の方法としてSMS、pCloudの通知、Google Authenticatorが案内され、設定時に使い捨ての復旧コードが10個発行されるとされています。今回の画面で確認できたのはGoogle Authenticatorの項目のみです。パスワードの管理には、当サイトで検証したNordPassのようなパスワード管理ツールを併用する方法もあります。
pCloud Encryptionは別売りの追加機能
【実機確認】「設定→暗号化」を開くと、「pCloud Encryption」の案内が表示されました。画面には、Cryptoフォルダ、クライアント側暗号化、ゼロナレッジプライバシーという説明があり、価格は4.99 USD/月、「無料トライアル(14日間お試し)」のボタンも出ていました。【公式情報】公式ページでは買い切り版も案内されています(取得時点の表示は150ドル)。

今回は、無料トライアルの開始も、Cryptoフォルダの中での操作も行っていません【未検証】。画面に表示された内容と、公式ページの説明を紹介しているだけで、使い勝手や暗号化の効果を確かめたわけではありません。
評判:良い意見・不満・今回の実機で分かったこと
評判は、星の数だけでサービス全体を判断せず、論点ごとに見ます。なお、検索すると「買い切りの元が取れる年数」「やめとけ?」といった切り口の日本語記事が多く並びます。ここでは、中身を直接確認できた2つのレビューサイトを紹介します。
- ITreview:総合4.1/5.0(2026年10月3日確認、レビュー6件、投稿時期は2022年9月〜2026年3月)。件数が少なく、参考程度に見るのが妥当です
- Trustpilot:TrustScore 3.1/5(2026年10月3日確認、1,692件)。星5が58%、星1が22%と、評価が二極化しています
| 論点 | 良い意見 | 不満として多い点 | 今回の実機・確認結果 |
|---|---|---|---|
| 料金・買い切り | 買い切りで月額課金から離れられる(ITreview) | USD建てで、円安が進むと購入しにくい(ITreview) | 【実機確認】USD表示、Lifetimeは$219〜、セールのバッジが表示されていた(この日の1回のみの確認) |
| 使い勝手 | 仮想ドライブで使える、日本語対応(ITreview)。画面が分かりやすい(Trustpilot) | デスクトップアプリのデザインが古い(ITreview)。アプリが固まる、転送が遅い(Trustpilot) | 【実機確認】P:ドライブ表示、Web版とP:の間のファイル反映は問題なし(「同期」機能は未設定)。長時間・大量ファイルでの安定性や速度は未検証 |
| 共有機能 | ー | より複雑な共有ができるとよい、という要望(ITreview・1件) | 【実機確認】無料版ではパスワード保護・有効期限がPremium表示 |
| サポート | 対応が速かったという声もある(Trustpilot)。保管リージョンを間違えたがサポートで変更できたという声(ITreview) | 返信が遅い、助けを得にくいという声(Trustpilot) | 【未検証】製品サポートへの問い合わせはしていない |
| セキュリティ・プライバシー | EUにデータが置かれる点(Trustpilot)、スイスのプライバシー基準やpCloud Encryptionの存在(ITreview) | ー | 【実機確認】2段階認証・端末管理の画面あり。ゼロナレッジはCrypto(別売り)のみ |
| 会社の継続性 | ー | 大手と比べた将来への不安(ITreview) | 確認できる材料なし。買い切りでも提供継続の保証にはならない |
メリット・注意点
メリット(今回確認できたこと)
- 月額課金に加え、Lifetime(買い切り)という選択肢がある
- 日本語のWeb画面とWindows版画面で操作できた
- Windowsでは仮想ドライブとして表示され、Web版との間でファイルの反映を確認できた(「同期」機能の設定は未検証)
- 削除したファイルをゴミ箱から復元できた(30日間表示)
- 500GB・2TB・10TBから容量を選べる
注意点
- 無料アカウントでは、共有リンクのパスワード保護と有効期限が使えなかった
- 料金はUSD表示で、この日はセールのバッジが表示されていた(価格が変わる可能性あり)。Lifetimeは初期費用が大きく、年払いと比べた元が取れるまでの目安は約4.4〜5.0年(月払い比でも約3.7〜4.2年)
- Lifetimeは規約上「アカウント所有者の生涯または99年の短い方」で、永久ではない
- ゼロナレッジ暗号化は別売りのpCloud Encryptionのみ。通常領域とは区別が必要
- 無料容量の条件が分かりにくい。公式は2GB→最大10GBだが、今回のアカウントは20GBと表示された
- 無料アカウントは12か月操作がないと削除される規約がある
こんな人に向いている・向いていない
向いている可能性がある人
- 月額課金を長く続けたくない人(ただし4年前後以上使う前提で、初期費用を負担できる場合)
- Windowsのエクスプローラーで、ドライブのようにクラウドを使いたい人
- 500GB・2TB・10TBの中から、容量を選びたい人
- 日本語の画面で使いたい人
向いていない可能性がある人
- パスワード付きの共有リンクや有効期限付きリンクを、無料のまま使いたい人
- 円建てで毎月・毎年支払いたい人(公式サイト上の料金はUSD表示)
- 通常のファイルまで、ゼロナレッジ暗号化で保管したい人(Cryptoが別売りで必要)
- 数年以内にサービスを乗り換えるかもしれない人(Lifetimeの元が取れない可能性)
よくある質問
Q. pCloudの無料プランは何GBですか?
公式ヘルプでは、新規登録直後は2GBで、ビギナーズチュートリアルと友達招待により最大10GBまで増やせると案内されています。今回の検証アカウントでは20GBと表示されましたが、新規登録直後の画面ではなく、理由も確認できていません。
Q. Lifetimeは本当に一生使えますか?
公式の利用規約では「アカウント所有者の生涯、または99年のいずれか短い期間」と定義されています。永久を約束する意味ではありません。
Q. 共有リンクのパスワード保護は無料で使えますか?
今回の無料アカウントでは、パスワード保護も有効期限も「Premiumの機能」と表示され、設定できませんでした。
Q. pCloudの保存データは全部ゼロナレッジ暗号化ですか?
いいえ。公式がゼロナレッジを明記しているのは、別売りのpCloud EncryptionのCryptoフォルダの中だけです。
Q. 日本語で使えますか?
Web版とWindows版の画面は日本語で表示されました。サポートの日本語対応と日本円決済は今回確認していません。
Q. 解約や返金はできますか?
公式ヘルプによると、解約は「my.pcloud.com→アカウントのメニュー→Manage Subscription→Cancel」で、解約しても返金にはならず、返金は14日以内に別途請求する必要があります。実際の解約操作は今回行っていません。解約(自動更新の停止)・返金・アカウント削除の違いと手順は、pCloudの解約・退会方法で公式情報をもとに整理しています。
まとめ
今回の実機検証では、pCloudの日本語Web画面、Windows版の仮想ドライブ、Web版とP:の間のファイル反映は問題なく動き、買い切り(Lifetime)も選べることが分かりました。一方で、無料アカウントでは共有リンクの制限があり、Lifetimeは「永久」ではないこと、ゼロナレッジは別売りのCryptoフォルダだけであることなど、購入前に知っておきたい点も確認できました。有料プランの機能、Cryptoフォルダの中身、「同期」機能の設定・実運用やバックアップの実行などは未検証のため、必要に応じて返金保証(14日間)の範囲で試してから判断してください。
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確認した情報の出典と確認日
- pCloud公式:料金プラン(日本語)、ヘルプ:プラン詳細、ヘルプ:紹介プログラム、利用規約、データリージョン、pCloud Encryption、ヘルプ:2段階認証、ヘルプ:データリージョン、ヘルプ:支払い方法と解約(いずれも2026年10月3日確認)
- 料金・画面表示:2026年10月2日に日本から実際に確認した内容
- 第三者:ITreview、Trustpilot、Cloudwards(いずれも2026年10月3日確認)



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