NordPassとは?評判・料金・使い方を実機レビュー【2026年9月】

NordPassの評判・料金・使い方を実機レビュー セキュリティ・VPN

「NordVPNは使っているけど、NordPassって何が違うの?」「無料版だけでどこまで使える?」「日本語で使えるの?」——今回、実際にNordVPNを検証してきた当サイトが、Nord Securityが提供するパスワード管理ツール「NordPass」を実際に無料版から試し、Premiumプランを自費で購入し、日本から使った結果をまとめました。

結論から言うと、NordPassはWindows・Mac・スマホ・ブラウザ拡張機能で使えるパスワード管理ツールで、パスワードの保存・自動入力に加えて、Premium版では「データ漏洩スキャナー」「パスワードの健康診断」「メールアドレスのマスキング」といった機能が使えます。今回は実際にPremium(1年プラン、税込5,016円)を購入し、主要機能をひとつずつ実機で確認しました。あわせて、自動更新の停止と30日間返金保証の申請まで実際に行っています(解約・返金の詳しい手順は別記事で解説します)。

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NordPassとは

NordPassは、NordVPNと同じNord Security社が提供するパスワード管理ツールです。パスワードやパスキー、クレジットカード情報などをxChaCha20という暗号方式で暗号化された「Vault(保管庫)」に保存し、ログイン時に自動入力できます。NordVPNと同じ「Nord Account」でログイン・契約管理を行う点が特徴で、今回の検証でも、NordVPNの検証で使っていたのと同じNord Accountの請求画面にNordPassの契約が並んで表示されました(詳しくは後述の「NordVPNとの関係」で解説します)。

実際に使って分かったこと(結論)

  • 無料版でもパスワードの保存・自動入力・生成は使える。Premiumが必要になるのは「複数端末での利用」「データ漏洩スキャナー」「パスワードの健康診断」「メールマスキング」「ファイル添付」など
  • Premium 1年プランは初回実質5,016円(税込)。ただし更新価格は初回より高くなることを、実際の契約画面で確認した(詳しくは後述)
  • 日本語対応は画面によってばらつきがある。購入・決済画面やスマホアプリ、サポートは日本語だったが、パスワード管理の本体画面(Vault)は英語のみだった
  • Data Breach ScannerやPassword Healthは、実際に動かしてみると想像以上に具体的な結果が出る(後述のスクリーンショット参照)
  • 30日間返金保証を実際に申請したところ、公式サポートページの手順どおりには進まなかった(この点は解約・返金の詳細記事で詳しく解説します)

NordPassの料金プラン(2026年9月確認)

NordPass公式サイト(nordpass.com/plans/)で確認した、日本向け表示価格(税別)は次のとおりです。Personalプランには1か月契約は存在せず、1年契約・2年契約のみです。

プラン 契約期間 月換算 初回請求額 通常価格
Free — ¥0 ¥0(永年) —
Premium 1年 ¥380 ¥4,560(12か月分) ¥5,760
2年 ¥280 ¥7,560(2年+3か月ボーナスの27か月分) ¥12,960
Family(6アカウント) 1年 ¥580 ¥6,960(12か月分) ¥11,400
2年 ¥380 ¥10,260(27か月分) ¥25,650

表示価格は税別で、日本からの購入には別途消費税10%がかかります。返金保証はPersonal(個人向け)は30日間、Business(法人向け)は14日間で条件が異なります(公式サポートページで確認)。

更新価格に関する注意点(実機で確認できたこと)

NordPassのプラン紹介ページには、初回価格の横に取り消し線で「通常価格」が表示されていますが、これが実際の更新価格と一致するのかは、公式ページの表示だけでは明言されていませんでした。そこで今回、実際にPremium 1年プランを購入した後の契約管理画面を確認したところ、更新価格として¥5,760/yearと表示されており、これはプラン紹介ページの「通常価格(取り消し線)」と同じ金額でした。今回確認できた範囲では、更新時は初回の割引価格ではなく通常価格に戻る形になっていました。契約管理画面の実際のスクリーンショットや、自動更新の停止手順は解約・返金記事で詳しく解説しています。

無料版とPremiumの違いを実機で確認

公式サイト(nordpass.com/plans/)の比較表に加え、実際にFree版のアカウント内に表示されていたアップグレード比較画面も確認しました。

NordPassアプリ内のFree/Premium/Family比較画面(2026年9月26日実機確認)
アカウント内の「Upgrade to Premium」画面。Free/Premium/Familyの機能差が一覧表示された(2026年9月26日実機確認)
機能 Free Premium
パスワードの保存・自動入力 ○ ○
パスワード生成 ○ ○
複数端末での同時利用 × ○
Password Health(健康診断) × ○
Data Breach Scanner × ○
Email Masking × ○(実機確認)
File Attachments(ファイル添付) × ○(実機確認)
Secure sharing × ○(実機確認)
Emergency access × ○(実機確認)

「NordPass Authenticator」の扱いについては、確認した情報源によって食い違いがありました。公式のプラン紹介ページ(nordpass.com/plans/)では、「NordPass Authenticator」はPersonalのPremium/Familyいずれにも含まれないと表示されていました。一方、アカウント内のアップグレード比較画面では「Two-factor authenticator」がFree/Premium/Familyすべてに○表示となっており、実際に設定画面にも「Use NordPass Authenticator in this browser」というトグル項目(2段階認証コードをVault項目に追加する機能)が存在していました。どちらの表示が正確なのか、この点は未確認です。

実際に5,016円でPremiumを購入して確認

今回、自己アフィリエイトリンクは使わずNordPass公式サイトから直接、Premium 1年プランを契約しました。決済画面・確定金額は次のとおりです。

NordPass Premium 1年プランの決済画面、合計5,016円(2026年9月26日実機確認)
1年プラン(月額380円)、初回4,560円+消費税10%(456円)で合計5,016円だった(2026年9月26日実機確認)

消費税は表示額のちょうど10%(456円)で、日本の消費税率と一致していました。決済画面の文言(「追加サービスを追加する」「支払い方法を選択してください」など)はすべて日本語で表示されていました。

NordPass購入完了画面(2026年9月26日実機確認)
決済完了直後の画面。この後、アプリ・拡張機能のダウンロード導線が表示された(2026年9月26日実機確認)

なお2年プランの決済画面も確認しましたが、実際に購入したのは1年プランのみです。2年プランは「2年プラン+追加3か月」という表示で、27か月分の利用期間になる点を確認しました。

日本語対応の実態(画面ごとに実機で整理)

NordPassの日本語対応は、画面によってはっきり差がありました。「日本語対応/非対応」の一言では説明できないため、実際に確認した範囲を画面ごとに整理します。

画面 言語 備考
nordpass.com(公式サイトのフッター言語切り替え) 日本語なし 2026年9月25日確認。選択肢はDeutsch/English/Español/Français/Italiano/Lietuvių等で、日本語は含まれていなかった(公式確認)
購入・決済画面 日本語 実機確認(上記スクリーンショット参照)
Nord Account(契約・請求管理画面) 日本語表示に切り替え可能 実機確認。ただし言語設定によっては英語表示のままの場合もあった
NordPass Vault本体(ブラウザ拡張機能・Web版) 英語のみ 実機確認。Vault・Password Health・Data Breach Scanner・Email Masking・Secure Sharing・File Attachments・Emergency Accessなど、今回操作した画面はすべて英語表示だった
スマホアプリ 日本語 実機確認。「自動入力を有効にする」「アカウントリカバリー」等、メニューが日本語表示だった
サポートセンター・ライブチャット 日本語 実機確認。記事・チャットとも日本語で案内された

まとめると、購入・契約管理・サポート・スマホアプリは日本語で完結できましたが、日常的にパスワードを操作するVault本体(PC・拡張機能)は英語のみでした。英語のメニューに抵抗がない方であれば操作自体は難しくありませんが、この点は契約前に知っておいた方がよいポイントです。

基本的な使い方(概要)

Nord Accountでのログイン、Chrome拡張機能のインストール、パスワードの保存・自動入力・生成、他社からのインポートといった基本操作は、実際にFree版の段階で一通り確認済みです。画面つきの詳しい手順は使い方の別記事にまとめています。

Premium機能を実際に試した

Data Breach Scanner(データ漏洩スキャナー)

登録したメールアドレスを監視対象に設定し、ダークウェブ上の漏洩情報と照合する機能です。実際に自分のメールアドレスを登録して動作を確認しました。

Data Breach Scannerの実行結果画面(2026年9月26日実機確認、メールアドレスはマスキング済み)
監視対象のメールアドレスを登録し、「0 breaches found」という結果が表示された(2026年9月26日実機確認。画像内のメールアドレスはマスキング済み)

Password Health(パスワードの健康診断)

Vault内に保存したパスワードを診断する機能です。テスト用に保存していた項目をスキャンしたところ、次の結果が表示されました。

Password Healthの診断結果画面、Exposed Passwords 1 account / Weak Passwords 1 account / Reused Passwords 0 accounts(2026年9月26日実機確認)
Exposed Passwords:1件、Weak Passwords:1件、Reused Passwords:0件という結果だった(2026年9月26日実機確認。保存していたのはテスト用の項目)

Email Masking(メールマスキング)

実在するメールアドレスの代わりに、ランダムなマスクアドレスをサイトの登録に使い、届いたメールを本来のアドレスへ転送する機能です。実際にマスクアドレスを1つ生成し、転送のON/OFF切り替えとマスクの削除機能まで確認しました。

生成されたメールマスクの一覧画面(2026年9月26日実機確認、マスクアドレスは一部マスキング済み)
「Create Mask」から実際に1件生成した(2026年9月26日実機確認。画像内のマスクアドレスは念のため一部マスキング済み)

Secure Sharing(共有機能)

Vault内の項目を、メールアドレスを指定して他人と共有できる機能です。共有相手の指定・アクセス権(自動入力のみ可、など)の設定・有効期限の追加までダイアログを確認しましたが、実際に第三者へ送信するところまでは行っていません。共有画面の操作感のみの確認です。

File Attachments(ファイル添付)

Vault内の項目に、ファイルを直接添付できる機能です。実際に252.1KBのファイルをテスト項目へアップロードし、添付が完了することを確認しました。

Emergency Access

自分に何かあった場合に備えて、信頼できる相手へVaultへのアクセス権を渡せる機能です。「Given(渡した相手)」「Received(受け取った権限)」の画面構成までは確認しましたが、実際に第三者へEmergency Accessを設定したわけではありません。

複数端末での同期を実機確認

PC(ブラウザ拡張機能)で保存したテスト項目が、スマートフォン版のNordPassアプリにも同期されることを確認しました。

スマートフォン版NordPassアプリでの同期確認(2026年9月26日実機確認、別端末での撮影)
PCで保存したGmail.comのテスト項目が、スマホアプリにも同期されていた(2026年9月26日実機確認。スマホのスクリーンショット制限のため、別端末のカメラで撮影)

セキュリティ

NordPassは、Vault内のデータをxChaCha20という暗号方式で暗号化しています(公式情報)。今回の検証は機能面の確認が中心で、暗号化の実装そのものを技術的に検証したものではない点はご了承ください。

NordVPNとの関係

NordPassはNordVPNと同じNord Security社の製品で、同じNord Accountでログイン・契約管理を行います。「NordVPNを契約していればNordPassも使えるのか?」という疑問について、公式情報と実機で確認できた範囲を分けて整理します。

  • 公式で確認できたこと:NordVPN公式サイト(nordvpn.com/ja/pricing/)のプラン比較表では、パスワード管理アプリは「ベーシックプランには含まれておらず」「コンプリートプラン以上には含まれている」と表示されていました(2026年9月確認)。また公式ブログでは、この付帯機能は一貫して「NordPass(パスワードマネージャー)」と表現されており、「NordPass Premium」という名称は使われていませんでした。
  • 未確認のこと:NordVPNコンプリートプラン以上に付帯するNordPassが、今回当サイトが直接契約した「NordPass Premium」と完全に同じ機能(File Attachments・Family共有・Email Maskingなどすべて)を含むのかどうかは、公式文書上では確認できませんでした。断定はできません。
  • 実機で確認できたこと:今回、当サイトのNord Account画面には、これまで検証してきたNordVPNの契約と、今回直接購入したNordPass Premiumが並んで表示されていました(下記画像)。ただし、これは「NordPassを別途直接購入したから表示されている」状態であり、NordVPNのプランにNordPassが自動的に付帯していることを示す実機証拠ではありません。

NordVPN自体の料金・速度・機能については、実際に契約して検証した別記事で詳しく解説しています。

メリット

  • 無料版でも基本的なパスワード管理(保存・自動入力・生成)が使える
  • Premiumの料金が比較的安く、Data Breach ScannerやPassword Healthなど実用的な機能が揃っている
  • 購入・契約管理・スマホアプリ・サポートが日本語で完結する
  • NordVPNと同じNord Accountで管理できる

注意点

  • パスワード管理の本体画面(Vault)は英語のみ
  • Personalプランには1か月契約がなく、1年・2年契約のみ
  • 更新価格は初回価格より高くなる(今回の実機確認では¥4,560→¥5,760/年)
  • 返金保証の申請手順は、公式サポートページどおりに進まないケースがあった(詳しくは解約・返金記事で解説)

どんな人におすすめか

すでにNordVPNを契約していて同じNord Accountで管理したい方、英語のメニューに抵抗がない方、Data Breach ScannerやEmail Maskingなど実用的なセキュリティ機能を安価に使いたい方には向いています。一方、パスワード管理アプリの画面も含めて完全に日本語で使いたい方には、その点だけ事前に理解しておくことをおすすめします。

よくある質問

Q. 料金はいくらですか?
Premiumは1年プランで初回¥4,560(税別)、2年プランで初回¥7,560(税別)です(2026年9月確認)。詳しくは本文の料金表をご覧ください。

Q. 無料版だけで十分ですか?
パスワードの保存・自動入力・生成だけなら無料版でも使えます。複数端末での利用やData Breach Scannerなどが必要な場合はPremiumが必要です。

Q. 日本語で使えますか?
購入・契約管理・スマホアプリ・サポートは日本語ですが、パスワード管理の本体画面(Vault)は英語のみでした(2026年9月実機確認)。

Q. NordVPNを使っていればNordPassも使えますか?
NordVPNのコンプリートプラン以上にはパスワード管理アプリが付帯すると公式に案内されていますが、これが今回検証した「NordPass Premium」と完全に同一かは未確認です。詳しくは本文の「NordVPNとの関係」をご覧ください。

Q. 解約・返金はできますか?
30日間返金保証があります。実際に申請した手順は解約・返金の詳細記事で解説しています。

まとめ

NordPassは、無料版でも基本機能が使え、Premiumも比較的安価にセキュリティ機能を追加できるパスワード管理ツールでした。今回の実機検証では、更新価格の実態や、日本語対応が画面によって異なる点など、公式情報だけでは分かりにくい部分を確認できました。契約を検討する際は、本記事の実機確認内容もあわせてご参照ください。

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